†任国外研修旅行2†
〜ビクトリアフォールズ編〜

1999.11.15


おかたかより

そんなわけで着替えが無いままザンビアを後にしました。
ビクトリアフォールズでは、始めから遊ぼうと思っていたので楽しみたいと思います。


 四日目

 朝、無事にリビングストーンに着く。ここはジンバブエとの国境がある街だ。ザンビア隊員の勧めでビクトリアフォールズでのアトラクションをザンビア側で予約し、ジンバブエに渡る。
 生まれて初めて陸路での国境越え。意外とあっさりしている。ジンバブエのイミグレーションでビザ代を払う、払わないでもめた。公用旅券なら払わなくて良いはずなのだが、払う羽目になった。
 ジンバブエ入国。いきなり象が居た。サファリをしてるのか?そんなアフリカっぽい事もありながらビクトリアフォールズの街に着く。信じられん!
SUB WAY(サンドイッチ屋)がある。その後服を買いにユニクロみたいな服屋へ行く。"おかたか"は着替えがないので服を買った。値段が安い!”Y”隊員曰く、ジンバブエはまだまだこんなもんじゃないらしい。
 少し休んでバンジージャンプに挑戦。ここは111m世界で2番目に高いバンジーらしい。歩いて再びザンビアを出国、ニュートラルゾーンの橋の上へ。高い。怖い。手続きを済ませ足にゴムをつけられてインストラクターにのせられてなんとかダイブ!一度落ちてしまえば後は怖くない。景色は最高だった。終わってビデオを見る。本人が思っているより結構引け腰だ。情けない。”Y”隊員の方がカッコ良く飛んでいた。ちょっと悔しい。興奮冷め止まぬうちにまたまたジンバブエに帰る。
 ホテルで夕食。なんとここには生ビールがある。美味かった!今度はいつ飲めるんだろう?

 五日目

 今日はラフティング(七人乗りぐらいのゴムボートで右の写真のような川を下る。急流ではよく転覆する。)。ホテルで着替えて出かける。再びジンバブエ出国。ザンビア側からスタートする。滝に架かる虹が綺麗だった。説明を受けいよいよ崖を下る。ボートに乗って少し操作の練習。水は冷たい。いよいよ出航。川は流れの強いところ、弱いところとあり、ボートはひたすら下って行く。景色がとても綺麗だった。流れの強いところで水を浴びて、とても心地よかった。白人どもの陽気さに圧倒されながらも楽しかった。"おかたか"達のボートは2回ひっくり返った。パニックになるなと言われても、コンタクトレンズが心配で水の中で目が開けられない。水に飲まれる事よりも、両側の岩にぶつかるの可能性の方が怖かった。裸眼だったらもっと楽しめたと思う。歯と目は一生ものだと改めて実感。途中寒くもあったが、本当に楽しかった。しかし、ボートを降りてからが本当にしんどかったのだ。急な崖を登らなければならない。参った。
 次はいよいよサンセットクルーズだと待っていたら、迎えがなかなか来ない。ラフティングの会社が無線でサンセットクルーズの会社に連絡してくれて、払い戻してくれると言うので諦めた。
 シャワーを浴びて一息ついて飯を食べに行く。ホテル内のステーキ屋。ジンバブエ産のワインはいまいちだったが、レアのステーキが美味かった!しかも安い。

 六日目

 ビクトリアフォールズ最後の日。5:00頃の早起き。6:15出発の迎えを待つ。6:45遅れて迎えが来る。またまたザンビア側へ。マイクロライト(ハングライダーの機体にゴーカートのようなシートをつけてプロペラで飛ぶもの。)に乗りに行く。時間指定だったので、すぐに乗れるのかと思いきや、一時間も待たされた。しかし乗ってみるとこれまた最高!生まれて初めての囲い無しの空の旅。上から見る滝の虹、ワニ、象、カバ、ビクトリアフォールズは大きな滝だ。水が少ないのが少し残念だった。

 急いでホテルに戻り、チェックアウト。荷物を預けて飯を食いにWinpy(ハンバーガー屋)へ。(これも信じられん。)カードで払ったのだが、レシートをよこさないのでもめる。機械の故障らしい。埒があかず、「後で来るから用意しておけ!」と言ってサンセットクルーズの払い戻しへ行く。ここでも責任の擦り合いで埒があかない。責任者が居ないそうだ。1時間後に来いとのこと。トラブルを抱えながらも国立公園へ。今度は横から滝を見る。これで水が多かったらどんなにすごいんだろう?時間が迫ってきたので出口へ急ぐ。途中サル、象に出くわす。モロ目の前だったのですごかった!

 ハラレ行きの飛行機の時間を気にしながら、トラブルを解決しに行く。レシートの件は解決。サンセットクルーズの払い戻しが難航する。刻々と飛行機の時間は迫る。"おかたか"の飛行機の方が”Y”隊員の飛行機より時間が早い。仕方なく、後を任せてハラレへ向かう。

 夕方、時間通りにハラレに到着。いよいよ荷物とご対面だと期待して紛失物取扱所へ行く。紛失手続きの紙を見せながら「3日前においらの荷物がリロングェから届いてるでしょ?」「ちょっと待ってね。」ファイルをめくって「リストにはないなぁ」「おいおい…」「お?これルサカに行く事になってるぞ。」「どう言うこっちゃ?」「おまえの荷物、ここに一度来たけど、ルサカで紛失の手続きが行なわれているからルサカに送ったよ。」「どうしてぇ〜?ちゃんとルサカの空港でハラレに保管しておく様に言ったのに!」半ベソ状態の"おかたか"。「そんな連絡来てないなぁ。」本当に力が抜けた。いつになったら着替え達と再会できるのやら。
 その後、あとから来た”Y”隊員と合流。
「どうだった?」「当事者が休んでるからわかんないって。一応ボツワナの方に電話しろとは言っておいたけど。」「そっか…。」ちなみにこの件、今だ解決されずにいる。
 空港に居合わせたジンバブエ隊員がタクシーを呼んでくれた。ここではタクシー会社がきちんとしていて、電話でタクシーが呼べる様だ。これまた信じられん。タンザニアではタクシーの溜まり場に行くか、偶然通りかかった奴を見つけるしかない。もう一つたまげたのが、料金がメーター式だった。ここはいったい…。


おかたかより

いやな事を忘れて遊ぼうと思ったものの、なにかしらトラブルが起きます。
一緒に遊んでくれた”Y”隊員に申し訳ない気がします。
ついでに僕の着替え達。持ち主より海外旅行を楽しんでいる様です(笑)。


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