〜出国から到着まで〜
(その1)

1998.9.25


おかたかより

 さて、みなさま残暑お見舞い申し上げます。時々入る日本の情報では残暑が厳しいとか…こちらではこれから雨季に向かい蒸し暑くなっていきます。やっとメールがまともに使えるようになったのでこっちの情報をボチボチ送ります。


  7月13日

 いよいよ日本を出発。不思議と気持ちは落ち着いている。寂しさはあまりない。実感がないのかな?それでも出発時間は迫る。緑色のパスポート持つなんて人生最初で最後のなんだろうな。
 僕の見送りは母と末の弟とたっこ。最後の最後、たっこが泣きそうになったとき一気に涙が込み上げたが、こらえる。「行って来るね」とだけ伝え、エスカレーターを降りる。どうしてこんなときに僕は気のきいた台詞が言えないんだろう?情けない…
 14:06飛行機は成田を離れた。ロンドンまで11時間。機内では食う、飲む、寝る、同期のタンザニア、ケニア隊員とこれからについてあーだ。こーだと話す、そのうち時間が過ぎた。写真は出国前、成田空港にて。




 イギリスには現地の時間でヒースロー空港(アジア便の到着空港)に18:31到着。ちなみに時差は日本時間−8時間。ちょっと空港が込んでいて着陸が遅れたらしい。到着すると機内アナウンスで僕達に対し、世話をする人が通路の途中で待っているとの案内放送があった。入国審査は特別ゲートでさっさと入れるし、40人ぐらい乗れるバスで、たった10人の貸切でバスで送迎されるしでいたせりつくせりだった。
 アフリカ行きの飛行機はここから高速道路で一時間ほどかかるガトウィック空港から出発する。飛行機は翌日の夜の便なので、ロンドンに一泊することになる。写真は空港のバス乗り場にて、右下の親子は隊員の友人。

 

 

 到着後ホテルにチェックインし、同期隊員と待ち合わせて夕食をとりに出かける。しかし時間はもう遅い市外まで出ることも出来ず、空港内の食堂を探す。北ターミナルから南ターミナルへ行くモノレールに乗り食道をを探してみたが、さすがに22:00過ぎ、ほとんどの店はしまっていた。諦めかけていたころようやく入った店の飯はまずく悲しかった。 スパゲティはコシがなくフニャフニャだった。

 

 


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