♪ビリアニの作り方♪
1999.2.5
おかたかより
最近なんでもページにしてしまういけない僕。
同じザンジバルに住むK隊員の協力の元、このページを公開します。
K隊員に感謝!!
○材料
・米:1kg(タンザニア米のような長い米が良いでしょう。)
・牛肉:0.5 kg(ダシをとるため牛肉が良いでしょう。)
・タマネギ:2 kg(とにかくたくさん使います。)
・ジャガイモ:中5個
・ヨーグルト:300cc(無糖、無ければ牛乳でも可)
・トマトペースト:200cc
・塩、レモンソルト:適量
1.肉をゆでる
肉を適当な大きさ(後で使うジャガ芋くらいの大きさ)に切り、用意した米が入るぐらいの鍋で、肉がかぶるぐらいの水の量で煮込みます。(煮汁が減ってきたら水を足してください。)
その間に米を洗っておきましょう。
2.ジャガイモ、玉ねぎの下準備
ジャガイモは皮を剥いて水に浸けておきます。玉ねぎは薄くスライスします。
3.玉ねぎをいためる
スライスしたタマネギを、飴色になるまで炒めます。(多めの油で”揚げる”感じ。)
炒めた油は後で使うので残しておく。
4.調味料を加える−1
肉を煮込んでいる鍋に下準備をしたジャガイモを入れ、さらに炒めた玉ねぎ、ヨーグルト、トマトペースト、塩、レモンソルトを加え、さらに煮込みます。(それぞれの分量は決まっていません。タンザニア人は玉ねぎを多めに、トマトペーストはそれほど入れません。ヨーグルト、塩、レモンソルトはお好みで味を調節してください。)
5.米の下ごしらえ
”4.”の材料を煮込んでいる間に米を用意します。鍋でお湯を沸騰させ、洗っておいた米を入れます。混ぜながら少し芯が残るまで茹でます。茹で上がったらザルなどにあけ、水を切ります。
6.調味料を加える−2
”4.”の材料を煮込んでいる鍋からスープだけを別の鍋に取り、暖めておきます。残った肉とジャガイモの上全体にスパイスと、炒めた玉ねぎを均等にまぶします。さらにその上に、水を切った米を押し付けないようにして乗せます。
米を乗せ終わったらお湯でといたサフランを”真ん中にだけ”垂らし、(サフランはビリアニの特徴である米の色を付けるために用いる。)さらに全体的に玉ねぎを炒めるのに使った油をかけます。
7.仕上げ
鍋に蓋をして、オーブンで上からだけ熱を加えます。(タンザニアでは耐熱性のある蓋の上に墨を乗せます。)米の表面に焦げ目がつくか、芯が無くなれば出来あがりです。
出来あがったら上の方にある米と、下の方にある具を混ぜないように分けます。多少混ざっていてもかまいません。具の方は別容器で温めておいたスープと一緒にして味を整えます。
盛り付けにカチュンバリ(タンザニアのサラダ。トマト、玉ねぎ、にんじんの極薄いスライスにレモン汁、唐辛子のみじん切りを加え、塩で味を整えたもの)を添えると見栄えも栄養的にも良いでしょう。
おかたかより
ザンジバルの人達も好んで食べるものです。
僕も週に1回は食べます。
店によっても、また分量がいいかげんなので日によっても味が違います。
K隊員も何度かチャレンジしているのですが、なかなか気に入った味にならないようです。
皆様も一度お試しあれ。