”おかたかの家”

1999.2.5


おかたかより

いよいよプライベートな領域に…
僕の家は協力隊員の中ではかなり恵まれている方だと思います。
決して協力隊員全員がこんな暮らしをしていると思わないで下さい。
正直な話し、怨まれているのですから(笑)。
僕が決めたわけではないのに…。


      

 左から”アパートの概観””アパート入り口””玄関”
”おかたか”はこのアパートの3階に住んでいる。アパートの入り口では見張り番が3人交代で、24時間見張っていてくれる。玄関のドアには昔の隊員が貼ったらしい
”JICA”のマークがある。ちなみにお隣さんはVSO(イギリスのボランティア)だが、いつ居るのか分からない。

      

 左から”台所””リビング””食卓”
台所用品はやっとそろってきたところ、前に住んでいた隊員はほとんどのものを処分したらしい。リビングはがらんとしている。ソファーの類は置いてあった。食卓も4人座れるのに、一人で使うのはもったいないし、寂しいもんだ。壁は雨漏りのせいで
カビが生えている。

      

 左から”寝室””客間””風呂””トイレ”
寝室もこんなに見栄えをよくするのに苦労した。扇風機が無い時は夜中に何度も起きて汗だくだった。今は扇風機がないと眠れない。客間は写真では写っていないが、ここも壁に
カビだらけで、使えない事は無いが、綺麗ではない。風呂はお湯を張れば一応肩まで入れるが、ザンジバルの気温ではお湯は要らない。また水がもったいなくてそんな事はしない。トイレも水洗ではあるが、これほど水が無い時に使えないものはない。堀穴式ならバケツ一杯の水で流せるが、これはもっと勢いを必要とする。困ったもんだ。

 

 

 余談ではあるが家の雨漏りしている場所の一部。こんな感じでビールの空き缶と、バケツが家のいたるところに並ぶ。

 

 


おかたかより

 いかがでした?僕は結構気に入っているんですが…。
ここでは蜘蛛、トカゲ、ヤモリ、その他の生き物と仲良く暮らしています。
特に虫を食べる生き物は大切な友達です。
おかげで家は他に比べて蚊が少ないように思えます。いいでしょ?(笑)。


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